あなたが恐れることの一つに、「人に嫌われること」があると思います。そしてその反対に、「人に好かれること」を求めていると思います。僕だってそうです。なるべく人には嫌われたくないし、できたら多くの人に好かれたいと思っています。
でも、それって結局は「多数のどうでもいい関係」を築くことにしか繋がらないと思います。「人に嫌われたくない。人に好かれたい。」と思って自分の意見、考え、思想を押し殺して相手に迎合していたら、あなたは絶対に「つまらない人間」として見られます。そして、よく言う「いい人どまり」の関係を量産することとなります。
そうなると、心のおけない友人なんてできるわけがないでしょうし、ずっと孤独になってしまうと思います。しかもこの状況は、「友達を作りたいと思っているのに、なかなかできない」というかなり苦しい状況を作り出してしまいます。
9人に嫌われて1人に好かれるくらいがちょうどいい
自分の意見を言えば、必ず誰かに影響を及ぼします。それは相手にとって嫌な感情かもしれません。それが嫌で、僕は今まで自分の意見を言えてこなかったし、男女関係にも積極的になれませんでした。「自分のしたことが相手に悪い影響を及ぼすなら、何もしないほうがマシだ」と。
しかし誰とでも仲良くしたいと思って自分の意見を言わずに八方美人になれば、それは平和でいいかもしれませんが、仲間もできません。もちろん男女関係にも乏しくなるでしょう。なぜなら、そのような人は他人には「何を考えているのかわからなくてつまらない人」として映るからです。僕はそんな状態に我慢ができなくて、ナンパを始めました。
ナンパは他人の感情に影響しまくりです。それはプラスの感情かもしれませんし、マイナスの感情かもしれません。人の感情が自分に返ってくるというのは怖いことです。批判されるかもしれないし、辛辣に否定されるかもしれません。だけどその恐怖を飛び越えて自分の世界・欲求を相手に提示するのがナンパであり「9人に嫌われて1人に好かれる」の極致だと考えております。(しかも幸いなことに、死にたくなるほどのことを言ってくる女性は日本にはいません!笑)
なので、もっと自分を相手にぶつけていいと思います。嫌われてなんぼです。でも、最低限の思いやりは持っていてくださいね!そうすれば、きっととても深い関係になる人とめぐり合えるはずですから。
要所で主張する
もちろん「自分のことばかりを語れ!」と言っているのではありませんよ!男女関係(人間関係)においては「相手の話を聴ける」奴がモテますからね。
大事なのは、ただ相手のいいなりになるのではなくて、要所で自分の要求(男女関係ならキスやセックスへの誘い)を主張することです。逆に「俺はこう思う!」とか、「それは違うよね?なぜなら〜」なんて自分語りをしていたら…おそらく次のアポはないでしょう笑
しかし相手に迎合しすぎて、手を出さないのもダメです。「この男、何か魅力がない人間だわ」と思われて終わりです。もちろん何か行動すれば、嫌われる可能性もあります。でも、それをわかっていて自分の要求を表現できることが「自信」ですし、そのためにあなたは数を打てるナンパということをしている(もしくはしたいと思っている)のしょう。
なので、最初は息を潜めて相手の話を聴くことに徹してください。自分の世界観を打ち出すのは、それからでも遅くないはずです。(でも決して打ち出すのを忘れないように!八方美人になってしまいますよ!)
自戒をこめて
以上のことは自分への戒めでもあります。
僕は八方美人であると自覚しています。だからなのでしょうが、友達も少ないですし笑、恋愛経験にも乏しいです。でも過去はどうだっていいんです。これから変わっていくのです。そしてその第一歩が、ナンパなのです。 もしあなたが同じような思いを抱いているなら、もっと自分の世界を他人に表現しましょう。悪い影響を及ぼすことに臆病になってはいけません。最悪謝ればいいのです。もっと深い人間関係が持ちたければ、もっと強くあなたを打ち出す必要があるのです。